積水化学マルリノのグッドリノベーションストーリー。ひとり暮らし・セカンドライフ・2LDK+WTC。「 「好き」と「ラク」に正直。私らしさリノベーション」のリノベーションストーリーをお届けします。

暮らす場所は変わらない。
でも、「暮らし方」が変わったから。

住み慣れた街に暮らす

生まれも育ちも、そしてお勤めも横須賀市内。「私、“じもっぴー”なんですよ」と笑う秋田さんが、JRと私鉄の2駅を利用できる便利なこの場所にマンションを購入したのは、今から約20年前。20代も後半を迎えた頃でした。

その当時、ちょうどこの辺りに大きなショッピングモールがオープンし、秋田さんは買い物に来るたびに「便利な場所だな」と感じていました。そして見つけた、このマンション。存在を知ったころにはすでに分譲の抽選が終了していましたが、運よくキャンセルが出たと聞き、「これしかない!」と購入を決意。勝手知ったる住み慣れた街に、憧れの新築マンションを手に入れたのです。それから20年。マンションの住み心地は「まあまあ満足」。当時二人暮らしだった秋田さんにとって3LDKの部屋は十分な広さで、特に不満も感じず暮らしていました。

ところが、転機が起こったのは2年前。人生の大きな転機によって一人で暮らすことになった秋田さんは、こうなればと「心機一転」っと、リノベーションを決意したのです。

気になっていた小さな不満が、
少しずつ露わになっていった。

マンションの使い勝手に悩む

「マンションには満足していたんですけど、ある時期、気付くとモノがあふれかえっていたんですよね。それで、暮らしが変わったタイミングで一気に捨ててしまって。その時、なんかちょっと使い勝手が悪いなって感じたんです。というか、実は前から少しずつ気になっているところがいくつかあって・・・」

例えばそれは、寝室の配置。玄関を入ってすぐの洋室を寝室にしていましたが、外廊下に面しているため、朝は新聞配達や住民の方の足音が気になることも。また、リビングから離れているので、冬場はいくらリビングが暖かくても、反対側の寝室はひんやり。眠る1時間前から暖房をつけることが普通でした。さらに、一部屋あった和室はほとんど使われておらず、鴨居に洗濯物を干すくらいだったとか。これまでは、なんとなく気になりつつも意識していなかったそうした不便が、モノを捨てることをきっかけに、だんだん露わになっていったと言います。

「ここはこうだったらいいのにな!こっちはこうだったら便利なのにな!っていう、漠然としたイメージが色々と出てきました。でも、でもまあ無理だろうな、と思っていたんです」

理想はあるけど、無理だろう・・・。そんな秋田さんの心を動かしたもの。それが、セキスイのマルリノとの出会いでした。

リノベーション前の間取り

どうせやるなら、ここまでやろう!
そんな気持ちにさせてくれたのは—

リノベーション業者へ資料請求を依頼

リノベーションに踏み切ることにした秋田さんがまず取り組んだのは、ネット検索。Webサイトでキーワードを入力して検索をし、ヒットしたいくつかの会社に資料請求を依頼しました。また、このマンションを扱っている不動産会社ならよく知っているだろうと、そこからも資料を送ってもらうことに。ところが・・・

「実は、どの会社の資料にも“いろいろなことができますよ”と謳っていて、正直その時点では、どこがどう違うかぜんぜんわからなかったんです。かといって、あまりたくさん資料請求しても、逆に混乱してしまいそう。だから、まずはリフォーム知識のない私でも会社名を聞いたことがある会社さんから連絡してみようと思ったのです。」そのうちの一つが、セキスイだったというわけです。

秋田さんが「この和室を洋室の寝室に変えて、なるべくここで生活できるようにしたい」と伝えると、ほとんどのリフォーム会社は言われたままに「では、こちらは洋室にしましょう」という提案が多かったようです。言われた通りに和室を洋室に変えるだけの、変化のない反応でした。ところがセキスイだけは、「ここに段差を設けては? ここではこの様な過ごし方にすると暮らしやすいのでは?」と、斬新なアイデアや暮らし方の提案が次々に出してくれたと言うことでした。

施工前の押入れ

和室の押入れ。上部は手が届きにくく不便でした。

「変化を感じる暮らし方の提案をいっぱいいただいて、どうせやるんだったら、ここまでやった方が気持ちいいよな!と気持ちが変わってきてしまって」

「理想はあるけど、無理だろう・・・」という心を動かしたようです。

また、将来を見据えてバリアフリーを検討していると、自治体の補助制度やリフォーム控除を細かく調べ、申請書類の準備までサポートしてくれたと言います。「他社さんは、ローン会社の紹介はしてくださるんですが、控除や申請まではなかなかフォローしてくれなくて、こちらから聞いてもボンヤリとした返事が多かったんです。でも、セキスイさんは、『書類つくるの面倒くさいですよね、うちでやりますから大丈夫ですよ』と言ってくださり、すごく安心感がありました」

そこまで言われたら、もうやらない理由はない。高まった気持ちのまま、秋田さんのリノベーション・ストーリーはいよいよ本編に突入します。どこがどう、生まれ変わったのか。さっそく覗いていきましょう。

リノベーションのコンセプトは3つ。
心機一転を叶えたこだわりとは。