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積水化学マルリノのグッドリノベーションストーリー。ご夫婦,お子様・子育てファミリー・5LDK+WIC。「家族5人に個室を。メリハリ・リノベーション」のリノベーションストーリーをお届けします。

会社員から
老舗銭湯の若き三代目に。

横浜で会社員をしていた原島さんは30代。以前は建築関係の仕事についていました。甘いマスクと寡黙なたたずまいが印象的な好青年。一時はプロミュージシャンを目指すほどの音楽好きでしたが、4年前に結婚してからは仕事と生活に専念する毎日です。一方原島さんの奥様は、池袋で代々銭湯を営むご一家に生まれたお嬢様。お二人は初々しい新婚生活の中でやがてお子様が生まれるのを待つ、そんな穏やかな日常生活を過ごされていました。

同じ頃、奥様の実家ではある問題に頭を悩ませていました。それは家業の銭湯「H湯」の後継者問題でした。跡継ぎがいなければ家業はなりたちません。長年続いた老舗の銭湯だけに、奥様のご家族としては、なんとかのれんを守りたいとの思いがありました。ここで原島さんは人生の一大決心をします。「自分が銭湯を継ごう」と。

「きっかけは、妻のひとことでしたね。それまで建築関係の営業の仕事をしていたんですが、工事現場に行くとすごく空気が悪いんですよ。それで妻が身体の心配をしてくれて、仕事を変わることも考えていたんです。そんなときに妻の実家で、銭湯を続けていくにはどうしたらいいかという話し合いがあって、引き継ぐ人がいなければのれんをたたむという話まで出た。それなら自分がやろうかな、という感じでしたね。ずいぶん思い切った決断をしたと思うけど、新しい生活に挑戦するのもいいかなと・・・」

普通の会社員だった原島さんにとって、銭湯経営はまったく未知の世界です。見るもの聞くもの、すべてが初めてのことばかり。それでも、一度やると決めた原島さんは、仕事も生活環境も一新して、新たな世界に飛び込むことにしました。住まいも引越しして、銭湯のあるビルの最上階に移り住むことにしました。

銭湯はご近所やお客様とのお付き合いがとても大切な世界。長年通い続けるお得意様にとって、馴染みの銭湯がなくなるのは寂しいものです。老舗銭湯に「三代目の跡取り」が誕生したことに、昔ながらのお客様はたいそう喜んだそうです。

結婚して穏やかな日常生活を過ごす

移り住んだ銭湯ビルに
 「なかったもの」とは。

原島さんが受け継いだH湯には70余年の歴史があります。創業は終戦直後。空襲の被害で焼け野原になった池袋の町に、小さな「手作り」の銭湯として生まれました。当時営業を始めたのは、原島さんの奥様のご祖父母でした。戦後の、だれもが苦しい生活をしていた時代にあって、その小さな「お風呂やさん」はどれだけ地域の人々の支えになったでしょうか。

時代が豊かになるとともにH湯は多くのお客様でにぎわい、昭和60年代には建物を6階建ての鉄筋コンクリートビルに改装しました。銭湯は地下で営業し、中層階にはテナントが入り、6階は銭湯従業員用の住居にあてました。今回、原島さんが移り住んだのが、この6階の住まいです。

しかし、新たな住まいに引っ越してきた原島さんは、この新居に大きな戸惑いを感じました。なんといっても築32年の建物。設備も古く、また個室の多い変則的な4LDKという間取りは、若いご夫婦の暮らしには似つかわしくないものでした。そしてもうひとつ、原島さんご夫婦を困らせたのは・・・

「実は、お風呂がなかったんですよ(笑)」「地下が銭湯ですから必要なかったんでしょうね。でも、やっぱりお風呂は自宅に欲しいなって思いましたよね」

生活を変えられるという
ワクワク感。

ご夫婦は、この部屋で約1カ月を過ごした後、ついにリノベーションを決意します。リノベーション会社は原島さんがインターネットで探し、数社をリストアップ。その中で奥様が最も気に入ったという積水化学のマルリノに決めました。

「インターネットで事例を見ていたら、とても住みやすそうだったのと、自然素材の床を薦めていて、それが他にない感じだったから…」(奥様)

「建設関係の仕事をしていたせいかもしれませんが、しっかりした技術を持った“大手さん”がいいと思っていたので、僕も賛成でした」(ご主人)

業者が決まると、次のステップはリノベーションプランナーとの打合せです。住まいの現地調査に訪れたプランナーに、原島さんはいくつかの要望を伝えました。ひとつは、個室がたくさんあるより広々としたスペースが欲しいということ。二つめは、奥様のご希望で、オープンキッチンが欲しいということ。三つめに、お風呂が欲しいということ。そして最後のひとつが、寒さをなんとかしたい、ということでした。

折しもプランナーが原島さんのお宅まで相談に訪れたのが一月の寒い日。打合せをしている間も部屋が寒く、長時間エアコンをつけたままなのにぜんぜん部屋が暖まらなかったといいます。30年以上前に建てられたビルは「無断熱」。特に天井部が外気に接するビル最上階は中層階の部屋に比べて寒いと言われます。

快適な暮らしのためには断熱施工が不可欠。プランナーの提案は、室内の内装をすべて取り払って住宅性能そのものを改善する「スケルトンリノベーション」でした。大掛かりなリノベーションになりますが、それだけに大胆な間取り変更ができるのもメリットです。原島さんはマルリノの提案に大共感。まったく新しい、理想の生活環境ができそうな予感にワクワク感を抑えられなかったといいます。

マルリノの提案に共感する
生まれ変わった住まい。