物件探しから始まった、共働き夫婦の中古マンションリノベーション。資金計画から物件購入、設計・デザインまで、自分たちの生活や想いに合わせて決めていきたいから。マルリノとの出会いが、ご夫婦を納得の結果へと導きました。

厳しい目を持つプロのおかげで、
正しい「視点」を手に入れる。

リノベーション after

とはいえ、和泉様にとって初めてのリノベーション、しかも物件探しから。その道のりは決して簡単なものではありません。ひとことで都内とはいえ、どのエリアが自分たちに合っているか。そしてどういった物件ならリノベーションにふさわしいか。和泉様たちにとってまず必要なのは、自分たちに会った物件を選ぶための「視点」でした。

その点マルリノは、和泉様曰く「めちゃくちゃシビアで頼れた」と言います。物件探しの段階では中古物件専門の不動産会社が同行し、和泉様がいいなと思った物件でも「こんな問題があります」「これはあまり良くないです」とはっきりアドバイス。たとえば部屋だけを見るのではなく、自転車置き場や廊下の状態からマンション全体の管理体制をチェックするなど、物件の見方をきちんと教えてくれるのです。

立地に関しても、最初は漠然とした印象からエリアを決めていましたが、別のエリアも気になり探してみたいと相談したところ、マルリノの担当者は面倒がらずに「いいじゃないですか」と。新たにいくつか候補を探してもらい、最終的にその中から物件が決まりました。

「部屋に入った瞬間にいいなと思って、直感で決めましたね。視点を変えたら決まった、みたいな感じでした」

そう振り返る和泉様。でもそうした“直感”が正しく働いたのは単なる偶然ではなく、シビアな目を持つ専門家と一緒に物件を探す中で、和泉様ご夫妻自身の「物件を見る目」が養われた結果だったのかもしれません。

やりたかったのは、
こんなリノベーション!

やりたかったのは、こんなリノベーション!

和泉様ご夫妻が選ばれたのは、下町情緒の残る江東区に建つ築38年の低層マンション。ご主人の実家がある大阪に似た雰囲気や、道が平坦で自転車移動がしやすいこと、そして職場への近さが大きな決め手になりました。最上階にある和泉様の部屋は、リビングに和室、洋室が2部屋と、細かく部屋で仕切られた昔ながらの一般的な3LDKです。さて、この間取りがどのように「暮らしやすいわが家」へと生まれ変わったのでしょうか。

「こだわったのは、開放感と回遊性。マルリノさんから見せていただいた事例の中に、壁がほとんどないかなりバリアフリーの間取りがあって、これすごい、こんなに開放感を作れるんだって気に入っていたんです。トイレとお風呂は別々の空間になっていたので、水まわりは変えられないかと諦めていたんですけど……」

ウォークスルークローゼット付きの大きな寝室

ところが提案されたプランを見ると、2部屋あった洋室はウォークスルークローゼット付きの大きな寝室に、和室とLDKは合体されて開放的なオープンLDKに、懸念していたお風呂とトイレも壁をなくしてひとつながりの洗面室に。すべての空間がつながり、LDKから洗面室へ、洗面室からクローゼットを抜け寝室へ、寝室から玄関ホールを通ってLDKへと、家中をぐるぐると回遊できる理想的な住まいが出来上がっていました。それを見た奥様は、思わず「いい!」と喜ばれたと言います。さらに奥様が驚かれたのは、洗面室に設けられた室内干し用のランドリースペース。

室内干し用のランドリースペース

「いつも部屋干しだとは話していましたが、そういう空間が欲しいとは具体的にお伝えしなかった気がするんです。部屋干しだけのスペースをこんなに取るなんて贅沢だと思いましたが、洗濯してすぐ干せるし、ご提案していただいて良かったなって思います」

こうした小さな点が、まさに「暮らしやすさ」ということ。決められたプランから選ぶのではなく、暮らしに合わせてプランを提案するからこそ生まれる、プランニングの工夫です。この他にも、猫を飼っていらっしゃるご夫妻のためにペットトイレ周辺の壁を吸臭性の高い素材にしたり、自転車での移動が増えることを見込んで玄関に自転車が置ける広さを確保したり、お二人の暮らしに配慮した工夫がいくつも凝らされました。

玄関に自転車が置ける広さ
暮らしやすいから、
時間も気持ちもゆとりが生まれる。